概要
TDVに対応していないデータベースなどにも、JDBCドライバを使用することでカスタムアダプタを作成することができます。
本手順では、SQL Server 2019 のカスタムJDBCアダプタの作成手順について説明します。
作成したカスタムJDBCアダプタにより生じるデータ接続・イントロスペクト・クエリ最適化などにおける問題については本サポート窓口およびTIBCO社のサポート対象外となる点についてはご留意ください。
必要なもの
- 接続するデータベースのJDBCドライバ
検証環境
製品 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
TDV Server |
8.5.4 |
Windows Server 2019環境で実行 |
TDV Studo |
手順
1. 任意のフォルダ上で右クリックし、新規 > 新しいデータソース をクリックします。
2. 新しいアダプタをクリックします。
3. [新しいアダプタの情報] ボックスにカスタムアダプタの詳細を入力し、OKをクリックします。。
- 名前:任意のアダプタ名
-
親アダプタ:
Generic JDBC
を選択します。 - アダプタの場所:変更する必要はありません
- アダプタクラス名:JDBCドライバのクラス名
- 接続URLパターン:JDBC接続のURLパターン
4. 作成したカスタムアダプタを選択し、次へをクリックします。
5. 警告ダイアログが表示されるので、指定の場所にJARファイルを配置します。
6. 警告ダイアログのOKボタンをクリックして、ダイアログを閉じ、次へをクリックします。
※この時点で警告ダイアログが表示され続ける場合は、以下を確認してください。
- JAR ファイルが正しい場所にコピーされていること
- JAR ファイルの少なくとも 1 つに、アダプタクラス名として入力したクラス名が含まれていること
- 上記で解決しない場合は、TDV ServerとStudioの両方を再起動します。これにより、キャッシュがクリアされ、JARファイルが再読み込みされます
7. 接続に必要な情報を入力し、任意のデータをイントロスペクトします。
8. 作成したしたデータソースはリソースツリー上に表示されます。