概要
Google BigQueryに接続する方法について説明します。
検証環境
製品 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
TDV Server |
8.5.5 |
Windows Server 2019環境で実行 |
TDV Studo | ||
Google BigQuery | - | - |
前提
本記事における手順は以下を前提とします。
- Google Cloud Plarform上でプロジェクトが作成済みであること
- TDV Server から Google Analytics に接続する際には サービス アカウント による認証を利用すること
- サービスアカウントへの権限付与は事前に完了していること
- 「BigQuery ユーザー」ロールなど
- サービスアカウントに紐づくP12形式の秘密鍵の作成が事前に完了しており、かつ、TDV Server上の読み取り可能なパスに配置されていること
TDVデータソース設定
1. Google BigQuery アダプタを利用するデータソースを作成し、以下の項目をセットします。(以下で指定のない項目はデフォルト値で問題ありません。)
項目 | 内容 |
---|---|
Initiate OAuth | GETANDREFRESH |
OAuth Settings Location |
TDV Serverアプリケーションがアクセス可能なフォルダに存在する デフォルト設定では |
OAuth JWT Cert | 作成済みのサービス アカウントに紐づく秘密鍵のファイルパス 例) C:\bigquery\xxxxxxxx.p12
|
OAuth JWT Cert Password | 秘密鍵のパスワード |
OAuth JWT Cert Subject | * |
OAuth JWT Cert Type | PFXFILE |
OAuth JWT Issuer |
xxxxxxxx.iam.gserviceaccount.com 形式のサービス アカウントのメールアドレス |
OAuth JWT Subject | OAuth JWT Issuer と同じ値 |
Location |
TDV Serverアプリケーションがアクセス可能なフォルダに存在するSchemaフォルダのパス デフォルト設定では |
TDV8.5.5 では、 OAuth JWT Cert に入力する値が *
でマスクされてしまいますが、動作上問題はありません。
2. データソースを保存し、接続テストを行い、正常に接続できることを確認します。
イントロスペクト
リソースの追加/削除… をクリックし、イントロスペクトを行います。
動作確認
イントロスペクトした結果取得されたリソースの動作確認を行います。
ここでは、cycle_stations
テーブルに対してクエリを実行し、データを取得します。