概要
TDVではビューのカラムに対して、インデクスや主キーのメタデータラベルを付与することができます。
これにより、TDVはメタデータラベルが付与されてたカラムに対して、インデックスと主キーを識別することにより、より高速で効率的な結合が可能となります。
ただし、データベース側のテーブルにインデックスや主キーが設定されていない場合は、メタデータラベルを付与しても効果はありません。
インデックスラベルの設定方法
インデックスや主キーが付与されているテーブルをネストしたビューに対して設定を行います。
データベースからTDVにテーブルをイントロスペクトした段階では、テーブルのインデックスや主キーのメタデータラベルが既に付与されているため設定行う必要はありません。
手順
1. インデックスタブをクリックします。
緑色の十字のアイコンをクリックし、インデックスの名前を入力してOKをクリックします。
インデックスが設定されているカラムを選択し、右矢印のアイコンをクリックします。
主キーが設定されている場合はプライマリキー、ユニークキーが設定されているされている場合は固有にチェックを入れます。
インデックス列にカラムが追加されたことを確認し、ビューを保存します。
インデックスラベルが付与されたビューでキャッシュを作成する場合
インデックスラベルが付与されたビューのキャッシュを作成する場合、キャッシュテーブルの数によってキャッシュテーブルにインデックスが作成されない場合があります。
複数テーブルでキャッシュを作成する場合
TDV Studioからキャッシュテーブル作成用にDDLが実行されるときに、作成される全てのキャッシュテーブルにインデックスが作成されます。
単一テーブルでキャッシュを作成する場合
TDV Studioからキャッシュテーブル作成用にDDLが実行されるときに、キャッシュテーブルのみが作成されインデックスは作成されません。
キャッシュテーブルにインデックスを作成したい場合は、キャッシュテーブル作成後に、キャッシュデータベース(Oracleなど)に対し外部クライアントなどから直接CREATE INDEX 文を実行するなどしてインデックスを作成する必要があります。