概要
この記事では、以下の観点で、TDVが使用する文字コードについてまとめます。
- 異なる文字コードのデータソースの結合
- TDVで公開したDBの文字コード
1. 異なる文字コードのデータソースの結合
文字コードが異なる別々のデータソースのテーブルを、TDV上で問題なく結合することができます。
各データソースからの文字コードは、TDV内部ではUnicode(UTF-16)に統一されるため、異なる文字コードのデータソース間であっても問題なく処理されます。
各データソースの文字コードからTDVの使用するUnicodeへの変換は、基本的にJDBCドライバで行われます。コード変換に関する詳細につきましては、ご使用のJDBCドライバの仕様をご確認ください。
2. TDVで公開したDBの文字コード
TDV上で公開したDBやWebサービスへアクセスする際の文字コードは、使用するクライアントインタフェースによって異なります。
インタフェース | 文字コード |
---|---|
Webインタフェース (SOAP, REST, ODataなど) | UTF-8 |
JDBC | UTF-16 |
ODBC | OS標準を使用 (デフォルト) |
Power BI | OS標準を使用 (デフォルト) |
ADO.NET | UTF-16 (デフォルト) |
各クライアントインタフェースの詳細につきましては、以下の製品ガイドをご参照ください。
「クライアントインターフェイスガイド(Client Interfaces Guide) (tibco.com)」
(補足) TDVの使用例における文字コード
一例として、SJIS、UTF-8と異なるデータソースから結合したビューを公開し、ODada、JDBC、ODBCでデータを取得した際に用いられる文字コードは以下のようになります。