バージョン情報
製品 | バージョン |
---|---|
EBX | 6.1.1 |
Data Exchange Add-on(New) | 6.1.1 |
概要
Match and Merge機能の基本設定(「EBXにおける名寄せ機能(Match and Merge add-on)の設定方法」参照)が完了したら、実際に名寄せを行います。本記事では、テーブルからの名寄せの実行方法や結果の見方について解説いたします。
名寄せの実行
画面上部のメニューバー[データセット]から、Match and Merge機能を設定したテーブルへと移動します。当該テーブル内で、名寄せを行うレコードを選択します。すべてのレコードを選択する場合は、テーブル最上部左端のメニューから、[ビュー内のすべてを選択]ですべてのレコードを選択可能です。
レコードを選択後、[アクション]>[Match and Merge]>[照合の実行]へと進みます。
[照合の実行]画面で、照合ポリシーを選択します。デフォルトでは、Match and Merge機能の設定において設定した[デフォルトの照合ポリシー]が選択されています。照合ポリシー設定後、画面下部の[照合の実行]を押下します。
処理が終了すると、テーブルへと画面が移ります。
処理結果の参照
レコードごとの結果閲覧
レコードをダブルクリックして開きます。
レコード詳細画面下部に、名寄せ結果が表示されています。各項目の説明については下表をご参照ください。
項目 |
説明 | |
グループ | マッチングの過程において、当該レコードと同一であると判定されたレコードが所属するグループを示します。 | |
状態 |
レコードの状態を示します。
|
|
自動作成 | 自動生成されたゴールデンレコードであるかを示します。 | |
ターゲットレコード | 状態が[マージ済み]のレコードに対し、どのレコードにマージされたかを示します。ゴールデンレコードの場合は、この欄は[未定義]となります。 |
より処理結果を見やすくするためのTips
前項ではレコードを開いて個別に結果を閲覧しましたが、ビューを活用することでテーブル全体で結果を見通すことが可能になります。以下では、このビューを作成する手順を示します。
テーブル右上より[ビュー]>[新しいビューの作成]にて新規ビューの作成画面を開きます。
[ビューモード]を[単純表形式ビュー]に設定し(その他の設定は任意です)、右下の[次へ]を押下してください。
表示列の設定で、先にレコード詳細画面で見た各項目が[表示済み]の一覧の中にあります。このうち、[グループ]と[状態]が先頭に表示されるよう、順序を入れ替えます。
右下の[作成して適用]を押下すると、テーブルにビューが適用され下図のように表示されます。