概要
TDVでは標準でWebサービスオペレーションが提供されています。
本記事では、Web サービスクライアントであるSoapUIからTDV Serverの/system/admin
オペレーション用のWSDLを利用し、以下を実施します。
- TDV Server設定情報の取得
- 特定ビューのカラムに対する注釈の付与
検証環境
製品 | バージョン |
---|---|
TDV Server | 8.8.0 |
SoapUI | 5.7.2 |
WSDL
今回利用する/system/admin
オペレーション用のWSDLは以下のエンドポイントから取得することができます。(Bese Portを9400としている場合)
http://<TDV Server Host>:9400/services/system/admin?wsdl
https://<TDV Server Host>:9402/services/system/admin?wsdl
TDV Studioから右クリック → WSDLの表示 をクリックすることでも取得できます。
SOAPプロジェクト追加
SoapUIの任意のワークスペースにて、新規SOAPプロジェクトを作成します。
任意のプロジェクト名を設定し、Initial WSDLには/system/admin
オペレーション用のWSDLを指定します。
TDV Serverへのベーシック認証を要求されますので、ユーザー名とパスワードを入力します。
Webサービス一覧が表示されることを確認します。
TDV Server設定情報の取得
getServerAttributeDefs
を実行します。
要求電文と認証情報を設定しリクエストを実行します。
設定一覧が応答電文として受け取れることを確認します。
特定ビューのカラムに対する注釈の付与
updateColumnAnnotation
を実行します。
要求電文と認証情報を設定しリクエストを実行します。
対象リソースの情報が応答電文として受け取れることを確認します。
TDV Studioで対象のカラムに指定した注釈が付与されていることも確認します。