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概要

EBXのワークフローでは、ユーザータスクにおいてタイミングを指定またはスクリプトタスク[メールの送信]を設定することにより、ユーザー/ロールに対しメール通知を送信する機能が備わっています。

このメール通知の送信にあたり、EBXに対しSMTPサーバーの事前設定が必要となっています。本記事では、この設定方法について記述します。

設定

ebx.propertiesの設定

EBXインストール先フォルダの配下の下記ディレクトリに配置されている、ebx.propertiesをメモパッドで開きます。

[インストール先フォルダ]/ebx6/home

[SMTP and emails]のオプション以下の

#ebx.mail.activate=true
<中略>
#ebx.mail.smtp.host= smtp.domain.com
#ebx.mail.smtp.port=
#ebx.mail.smtp.login=
#ebx.mail.smtp.password=

のコメントアウトを外し、ホストやポートの情報を入力します。

<設定前>

<設定後>

設定後、ebx.propertiesファイルを保存し、tomcatを再起動します。

EBX内のユーザーへのメールアドレス設定

[管理]メニューより、[ユーザー、ロール、設定]>[ディレクトリ]に移動します。

[ユーザー]または[ロール]に移動し、メールアドレスを設定したいユーザー/ロールを選択します。

[メール]の項目に送信先のメールアドレスを入力し、保存します。

メッセージテンプレートの作成

[ワークフローモデル]メニュー内で、[︙]>[メッセージテンプレート]を開きます。

[+]を押下し、メッセージテンプレートを作成します。作成時の入力項目は下表のとおりです。

作成したメッセージテンプレートには識別子が振られます。

タスクの通知設定

ユーザータスクの設定画面において、メニュー下部の[構成]>[通知]タブに、どのタイミングで通知を送信するかの一覧が表示されます。通知を送信したいタイミングのプルダウンメニューで、送信したいメッセージを選択します。

スクリプトタスクの[[ビルトイン] メールの送信]であれば、下図の[メールテンプレート]で選択します。