概要
Snowflake に「キーペア認証」により接続する方法について説明します。
検証環境
製品 | バージョン |
---|---|
TDV Server |
8.8.0 |
TDV Studio |
接続先のSnowflakeはAWS上で提供されているアカウントを利用します。
事前準備
Snowflakeキーペア認証の構成
キーペア認証とキーペアローテーションに従い、Snowflakeへの接続に利用するユーザーに対し、キーペア認証のための設定を行います。
秘密キーの配置
秘密キーをTDV Serverの任意のディレクトリに配置します。
本記事では/home/tibco/.snowflake_privatekey/rsa_key.p8
に配置します。
データソース作成
TDVアダプタを使用してSnowflakeデータソースを以下の設定で作成します。
項目 | 内容 |
---|---|
ウェアハウス |
<接続先のSnowflakeウェアハウス名> <ウェアハウス接続時に使用するユーザー> にDEFAULT_WAREHOUSE が指定されている場合は空欄でも問題ありません。 |
ユーザ | <ウェアハウス接続時に使用するユーザー> |
URL | 接続URLhttps://<SnowflakeのアカウントID>.<AWSのリージョン>.aws.snowflakecomputing.com
|
認証スキーム | PrivateKey |
ロール名 |
<使用するロール> <ウェアハウス接続時に使用するユーザー> にDEFAULT_ROLE が指定されている場合は空欄でも問題ありません。 |
秘密キー | /home/tibco/.snowflake_privatekey/rsa_key.p8 |
秘密キーのパスワード | <秘密キーのパスワード> |
秘密キーのタイプ | PEMKEY_FILE |
接続テストを実施し、正常に接続できることを確認します。
イントロスペクト
正常にイントロスペクトできることを確認します。