概要
TDV Studioの標準機能である「完全サーババックアップ」を使い、TDV内にあるすべてのデータのバックアップを作ります。
この機能は、管理者権限(ツールへのアクセス、すべてのリソースの読み取り、すべてのユーザの読み取り、およびすべての構成の読み取り)を持つユーザが利用できます。
このオプションは、backup_exportコマンドラインユーティリティと同等です。
手順
１．[Administration(管理)] > [Full Server Backup(完全サーババックアップ)]メニューオプションを選択してください。すると、[Full Server Backup(完全サーババックアップ)]ウィンドウが開きます。
２．[Include Resource Information(リソース情報を含める)]で、バックアップしたい情報に応じて、淡色表示されてないボックスのオンオフを選択できます。
（名前、暗号化パスワード、パスワードを確認は後述）
- [Include Resource Information(リソース情報を含める)]エリアのうち、キャッシュ、権限、依存関係、必要なユーザ、データソース接続はそのままで構いません。
- 親リソース、カスタムjar、基数統計、検出ファイルのオンオフを選択してください（基本的には、デフォルトのままでよい）。
３．[名前：]では、[Browse(参照)]ボタンを使用して、エクスポートしたリソースを保存するファイルを指定します。
- [ファイルの場所]にてファイルを保存したい場所を指定します。
- [File name(ファイル名)]フィールドにファイルの名前を入力して、新規エクスポートファイルを作成します。（ファイル名拡張子(.CAR)が自動的に追加）
- または、既存のCARファイルを選択して、上書きします。
- [保存]を選択します。
４．[暗号化パスワード]、[パスワードの確認]に同じパスワードを入力して、CARファイルを暗号化
リソースデータをエクスポートするには、パスワードが必要です。
５．必要に応じて、[Description(説明)]フィールドにエクスポートファイルの説明を入力します。
６．[OK]をクリックします。
参考記事：