概要
TDVにて作成したデータをコマンドライン(Windowsならコマンドプロンプト)を使用してバックアップを作成し保存できます。
使用の際の制限:
・exportには、ログファイル(Log file)や調査履歴(Probe history)は含まれません。
・-pkgnameフラグと-descriptionフラグは、オプションです。作成後に識別しやすくするために、contents.xml内に”名前”と”メモ”を含めることができます。
・この作業を行うユーザーは<TDV_INSTALL>/conf/serverディレクトリへ書き込むアクセス権を持っている必要があります。
手順
1.コマンドラインを開きます。
2.<TDV_install_dir>/binに移動します。
3.以下のbackup_exportコマンドを実行します。[]で囲われたパラメータはオプションなので、必要に応じて書いてください。
※一行目のユーティリティの書き方はプラットフォームによって異なります。
プラットフォーム |
ユーティリティ |
Windows | backup_export.bat |
UNIX/Linux | backup_export.sh |
$ ./backup_export -pkgfile <file_name(hoge.carと記載)>
-server <host_name> -user <user_name> -password <password>
-encryptionPassword <encryptionPassword>
[-port <port_number>] [-encrypt] [-domain <domain>]
[-sso] [-sspi] [-spn <spn>] [-krb5Conf <krb5Conf>]
[-pkgname <name>] [-description<text>]
[-optfile <file_name>] [-optfilePassword <optpassword>]
[-newOptfilePassword <new optpassword>]
[-excludeJars]
[-includeStatistics]
[-genopt <filename>] [-optfilePassword <optpassword>]
[-verbose]
パラメータの説明(必須項目のみ)
オプション項目に関しては、「Using the Backup Export Utility」をご確認ください。
パラメータ | 必須/オプション |
説明 |
-pkgfile <file_name> | 必須 |
新しくCARファイル名を記入します。 |
-server <host_name> | 必須 |
ユーティリティが接続するターゲットTDVサーバー。 |
-user <user_name> | 必須 |
TDVシステム管理者のユーザー名。 |
-password <password> | 必須 |
exportを実行しているTDVシステム管理者のパスワード。 |
-encryptionPassword | 必須 | CARファイル内の機密データを暗号化/復号化するために使用されるパスワードを新たに設定します(データソースパスワードなど)。 |
例(Linuxの場合):
./backup_export.sh -pkgfile MyExport.car
-encryptionPassword encryptionpassword
-server localhost
-user username -password password