概要
CARファイルをImportして、TDVリソースとリソース構成を複製します。CARファイルはTDVリソースをExportすることによって作成され、通常は多くのオブジェクトリソースを含みます。場合によっては、サーバーの完全バックアップも含まれます。
※CARファイルの作成の詳細については、「リソースのエクスポート」と「Studioを使用したサーバの完全バックアップ」をご参照ください。
手順
※(任意)の部分は必要な方のみご覧ください。
1.リソースをImportするコンテナ(フォルダなど)を右クリックして[Import(インポート)]を選択するか、リソースを選択してから[File(ファイル)] > [Import Into <container>(<コンテナー>にインポート)]を選択します。
2.[Import into(インポート先)]ウィンドウが開きます。
3.[Browse(参照)]ボタンを使用してCARファイルを見つけてアップロードするか、[File(ファイル)]フィールドにインポートファイルへのフルパスを入力します。
4.パスワードを入力します。
※パスワードが分からない場合は、[Ignore Encryption Errors(暗号化エラーを無視する)]チェックボックスをオンにして暗号化エラーを無視します。
5.(任意)[Include Resource Information(リソース情報を含める)]セクションで、インポートしたくないアイテムをクリアします。
6.(任意)[File(ファイル)]フィールドのエントリーを編集する場合は、[Refresh(更新)]をクリックしてインポートファイルに関する次の情報を表示します。
ー[File Type(ファイルタイプ)]: アーカイブタイプ(サーバーの一部または全体)
ー[Date(日付)]: リソースがエクスポートされた曜日、日付、および時刻
ー[User(ユーザー)]: リソースをエクスポートしたユーザーの名前
ー[Server(サーバー)]: リソースのエクスポート元のホストマシンとポート
7.(任意)基になっているソースにリソースを初めてバインドする場合は、[Show Rebinding Options(再バインドオプションを表示する)]ボックスをオンにします。(リソースバインディングの詳細については、「再バインド可能のマーキング」を参照してください。)
[Show Rebinding Options(再バインドオプションを表示する)]ボックスをオンにすると、[Import Into(インポート先)]再バインドウィンドウが表示されます。「インポートしたリソースの再バインド」を参照してください。
8.(任意)[Preview(プレビュー)]をクリックし、実際にインポートを実行せずに、インポートファイルの内容のリストを確認します。
[Preview(プレビュー)]ボタンは、pkg_importコマンドラインユーティリティーの-messagesonlyオプションと同じように機能します。このオプションは、実際にインポートを実行せずに、パッケージのインポートで生成されるメッセージを表示します。
9.(任意)[Find(検索)]に検索条件を入力して[Search(検索)]をクリックします。検索テキストの次のインスタンスにジャンプするには、上矢印キーまたは下矢印キーを使用します。検索対象のテキストは黄色で強調表示されます。
10.[Import(インポート)]をクリックしてリソースをインポートします。
11.[Done(完了)]をクリックしてインポートプロセスを完了します。