DEBUGログとは
Spotfire上で発生した様々なイベントは、ログファイルに記録されています。ただし、すべてのイベントが記録されるわけではなく、設定された「ログレベル」が高くなるにつれ、より詳細なイベントまで記録が行われるようになります。お客様のSpotfire環境で問題が発生した場合、ログレベル「DEBUG」の状態で記録されたログを提供くださることで、サポート担当者が詳細な問題の調査を行えるようになります。
ログレベルの設定方法
1. Spotfire Serverに管理者アカウントでログインし、Monitoring & Diagnosticsを選択します。
2. Nodesから、Nodeの一覧を確認できます。各Nodeの右に表示されている、縦に並んだ3つの点のマークをクリックすると、メニューが開きます。メニューからSet log configurationを選択します。
3. ログレベルの選択画面が開きます。Debugを選択した状態で、Setをクリックするとログレベルの設定ができます。
4. 複数台Nodeがある場合は、台数分3と4の手順を繰り返します。
以上でログレベルの設定は完了です。
ログの採取
ログレベルの設定を行った後、エラー事象の再現を行うと、ログファイルにエラー情報の記載が行われます。
ログを一括で取得するには、同じくMonitoring & Diagnostics画面から、Download global Spotfire troubleshooting bundleをクリックします。
何日分のログをダウンロードするか、入力を求められます。日数を数字で入力し、OKをクリックするとログファイルのダウンロードが始まります。このログファイルを採取し、サポート担当者にご提供ください。
ログレベルを元に戻す
ログレベルがDEBUGのままだと詳細にログの記載がなされるため、ログファイルの容量が比較的早く増えていくことになります。ディスクの容量を不必要に圧迫する可能性があるため、DEBUGログを採取した後は、ログレベルをデフォルト設定である「Standard」に戻しておくことをおすすめいたします。設定方法はDEBUGに設定した手順と同様となります。