基数統計(Cardinality Statistics)の作成方法
データソース内のテーブルまたはTDV内のビューが持つユニーク値の分布を取得し、クエリ結果としてどれほどのレコード数が出力されるかを推定し、クエリの最適化を行うことができます。
データソースの統計情報を有効にすると、TDVのクエリオプティマイザがJoinやunionといった結合処理の最適化を行います。
一方、ビューの統計情報はキャッシュの有効化が前提となり、キャッシュへのアクセス最適化に用いられます。
データソースの統計情報 設定例
データソースの統計情報を有効にする設定例を示します。
詳細については、「公式ドキュメント」を参照ください。
この例では、データソース全体を一元的に設定していますが、各テーブルの「基数統計」タブを使用し、テーブル毎に設定を調整することもできます。