概要
本資料はSpotfire Analystの「データ」⇒「インフォメーションデザイナー」画面を利用するための権限設定について情報を整理します。
Spotfire画面機能(各種管理設定などをSpotfire AnalystのGUI上で操作・設定ができる機能)に対しては、各アカウントに割り当てる権限設定により、利用できる機能を制限することができます。製品機能の権限設定はライセンス(Analyst/Business Author/Consumer、またはAnalytics/Analysis Consumer/Analysis Viewer)およびフィーチャー(各ライセンスに含まれている機能単位の設定項目)で管理されます。対象フィーチャーが付与されている場合はそれに対応する画面機能が利用できますが、付与されていない場合は該当機能が画面上に表示されない、または利用しようとする際に「権限不足」のエラーが発生してしまい、正しく利用できません。
動作確認環境
本記事は以下の環境で動作確認したうえで作成しています。
- Spotfire Server 14.0.8 LTS
- Spotfire Analyst 14.0.7 LTS
本記事の内容はSpotfire Analyst 12.0 LTS以降に適用できます。
Analyst 14.0.7以降の場合はライセンス管理がWeb管理画面「Groups」にて行いますが、それより前のバージョンの場合は代わりにAnalystのツール⇒管理マネージャーにて行います。Analyst 14.0.7前後でライセンス管理における違いについて「Spotfire Server 14.0.8 / Analyst 14.0.7 ライセンス管理機能変更点」をご参照ください。
また、Spotfire Analyst 14.5.0にて新規追加されたフィーチャー「Information Designer - Element administration」(参考資料、P8:SPOT-3432)は本記事の対象外です。
利用権限(フィーチャー)一覧
Spotfire Analystの「データ」⇒「インフォメーションデザイナー」画面の利用権限は以下のフィーチャーによって制御されています。
| フィーチャー | 説明(参考) | 付与されている場合 | 付与されていない場合 |
|---|---|---|---|
| Information Designer - Create Information Link インフォメーションリンクの作成 |
Create new information links using predefined elements in Information Designer. |
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| Information Designer - Administration 管理 |
Create and edit data sources in Information Designer. Also enables you to create and edit information link elements, such as columns and joins. |
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| Prompt for Parameter パラメータのプロンプト |
View the Prompt for Parameter dialog. This feature is intended for people who create and test parameterized information links. When using this feature, a Prompt for Parameter dialog appears for any parameterized information link that is not provided with a value for every parameter. |
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※オンデマンドロードを利用してパラメータに値を指定することは可能 |
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Open Information Links インフォメーションリンクを開く |
Open data from information links. |
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※既存分析に含まれているインフォメーションリンクを実行してデータをリロードすることは可能 |
Information Designer - Create Information Link(インフォメーションリンクの作成)フィーチャー
「データ」⇒「インフォメーションデザイナー」画面を利用するには少なくともこちらのフィーチャーが必要となります。付与されていない場合は「インフォメーションデザイナー」画面が利用できません。
付与されている場合
「データ」⇒「インフォメーションデザイナー」画面が利用できます。
インフォメーションリンクを作成することもできます。
※下記は後述の「Information Designer - Administration(管理)」フィーチャーが付与されていない場合の画面例です。
付与されていない場合
本フィーチャーが付与されていない場合、「インフォメーションデザイナー」画面は利用できません。
Information Designer - Administration(管理)フィーチャー
こちらはインフォメーションリンク以外のもの、例えば要素(カラム、フィルター、プロシージャ)、結合、データソースを管理するために必要なフィーチャーとなります。
付与されている場合
「データソース」タブの利用、および要素(カラム、フィルター、プロシージャ)、結合、データソースを作成、編集できます。
インフォメーションリンクを作成、編集する際に、SQL文を編集することも可能です。
付与されていない場合
本フィーチャーが付与されていないため、「データソース」タブの表示、および要素(カラム、フィルター、プロシージャ)、結合やデータソースなどの作成は実施できません。
既存の要素(カラム、フィルター、プロシージャ)や結合を利用してインフォメーションリンクを作成することが可能ですが、SQLの編集はできません。
一部画面機能(要素を右クリックし「データ型の変更」を実施など)は実施しようとするとエラーが発生してしまい処理できません。
You do not have sufficient privileges for this action.
データベースを展開する、およびデータソースを右クリックして「既定のインフォメーションモデルの作成」を実施しようとするとエラーが発生してしまい処理できません。
You do not have sufficient privileges for this action.
Prompt for Parameter(パラメータのプロンプト)フィーチャー
インフォメーションリンクに「パラメータ」が設定されている場合、該当インフォメーションリンクを開く際には対象パラメータに値を指定する必要があります。本フィーチャーはパラメータに値を指定するダイアログの利用可否を制御しています。
インフォメーションリンクにパラメータが設定されている場合の例は以下の通りです。
パラメータが設定されているインフォメーションリンクを開く際に値の指定が必要ですが、本フィーチャー「Prompt for Parameter」は下記の通りにパラメータに値を指定するダイアログの利用可否を制御しています。
付与されている場合
インフォメーションリンク内でパラメータが設定されている場合、パラメータに値を指定してインフォメーションリンクを開くことができます。
※画面コピーは上記と同じになりますので省略します。
付与されていない場合
インフォメーションリンク内でパラメータが設定されている場合、パラメータに値を指定することができないため、以下のエラーが発生してしまい、該当インフォメーションを正しく開けません。
Failed to open data source. No value was provided for parameter XXXX
ただし、フィーチャー「Prompt for Parameters」が付与されていなくても、既存分析内のインフォメーションリンクに対してオンデマンドロードを設定してパラメータに値を指定することが可能です。
Open Information Links(インフォメーションリンクを開く)フィーチャー
こちらは利用者がインフォメーションリンクを使用するための権限設定になります。
付与されている場合
インフォメーションリンクを選択してデータを取り込むことができます。
付与されていない場合
本フィーチャーが付与されていない場合、「ファイルとデータ」フライアウトではインフォメーションリンクを閲覧できません(非表示)。
ただし、インフォメーションリンクを参照する既存の分析を開いた場合は対象インフォメーションリンクが正しく実行できます。既存の分析内のインフォメーションリンクを実行してデータをリロードすることが可能です。
また、既存分析内に含まれているインフォメーションリンクに対してオンデマンドロードを設定することはできません。