概要
Spotfire Analyst / Analytics から、データ接続(ODBC接続)により、Snowflakeに接続し、データを取得する方法について説明します。
本記事では、Snowflakeへの認証方式として、パスワードベースの認証ではなく、キーペア認証を利用します。
また、接続には、Spotfire Analystにおいてデフォルトで提供されているSnowflakeコネクタを使用します。
本記事では、Spotfire Analyst 14.0 LTS と Spotfire Analytics 14.5 の2通りの場合について説明します。
Spotfire Analyst 14.0 LTSの場合は、Spotfire Analystの実行環境(PC等)やWeb PlayerやAutomation Services実行環境であるサーバーマシン上にSnowflake接続用のODBC DSNを事前に作成しておく必要があります。
一方の Spotfire Analytics 14.5の場合は、ODBC DSNを事前に作成しておく必要はありません。
14.0 LTS、14.5 いずれの場合も、Spotfire Analyst / Analyticsだけでなく、ウェブクライアントからも接続することが可能です。ただし、14.0 LTSについては上述のとおり、ウェブクライアント側(Web Playerサービスが実行されるサーバーマシン等)にもODBC DSNを事前に作成しておく必要があります。
検証環境
- Spotfire Analyst 14.0.7 LTS(OS: Windows 11)
- SPOT_sfire_deploy_14.0.7.166 LTS HF-029以降のHotfixが適用されている必要あり
- Spotfire Analytics 14.5.0(OS: Windows 11)
- SPOT_sfire_deploy_14.5.0_HF-001以降のHotfixが適用されている必要あり
- Snowflake(AWS上で提供されているアカウント)
- Snowflake ODBCドライバ(SnowflakeDSIIDriver 3.10.00.00)
事前)Snowflakeキーペア認証の構成
キーペア認証とキーペアローテーションに従い、Snowflakeへの接続に利用するユーザーに対し、キーペア認証のための設定を行います。
ODBC DSN作成(Spotfire Analyst 14.0.7 LTSの場合)
ODBC データ ソース アドミニストレーター を起動し、Snowflakeキーペア認証用のODBC DSNを作成します。
本記事では、システム DSNで作成します。
DSNの名前(Data Source)は任意のものを設定し、以下の項目を設定します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Server | 接続先Snowflakeのエンドポイント<アカウント>.snowflakecomputing.com
|
| Authenticator | SNOWFLAKE_JWT |
DatabaseやSchama、Warehouse等の項目もここで設定し、既定値以外を使用することも可能です。
Spotfire Analyst 14.0.7 LTSから接続
接続先 > Snowflakeを選択し、新規接続をクリックします。
作成済みのSnowflakeキーペア接続用のODBC DSNを選択した状態で、以下項目を入力し、接続をクリックします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ユーザー名 | キーペア認証が設定されている接続に使用するユーザーのログイン名 |
| パスワード | 秘密キーのパスワード |
| Private key | 秘密キーの内容(直接ペーストします) |
接続先のテーブルを選択し、データを取得します。
Spotfire Analytics 14.5.0から接続
Spotfire Analytics 14.5の場合は、ODBC DSNを事前に作成しておく必要はありません。
接続先 > Snowflakeを選択し、新規接続をクリックします。
以下項目を入力し、接続をクリックします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サーバー | 接続先Snowflakeのエンドポイント<アカウント>.snowflakecomputing.com
|
| 認証方法 | Key-pair authentication |
| Private key | 秘密キーの内容(直接ペーストします) |
| ユーザー名 | キーペア認証が設定されている接続に使用するユーザーのログイン名 |
| パスワード | 秘密キーのパスワード |
キーペア認証が完了すると✅️接続済みになります。
続行するをクリックすると、利用可能なデータベース一覧が表示されますので、テーブルまで順番に選択しデータを取得します。