概要
Spotfire Serverにおけるユーザー作成の4つの異なる方法について、それぞれの具体的な手順と特徴を解説します。
本記事で紹介する方法は以下の4つです。
- Web管理コンソールを利用する方法: Webブラウザからアクセスできる管理画面を使ったユーザー作成手順です。
- Spotfire Analystの「新規ユーザー作成」機能を利用する方法: Spotfire Analystクライアントの管理者向け機能から直接ユーザーを作成する手順です。
- Spotfire Analystの「インポート」機能を利用する方法: テキストファイルを用いて、多数のユーザーを一括でインポートする手順です。
- コマンドラインを実行する方法: Spotfire Server端末内のコマンドラインツールからユーザーを作成する手順です。
検証環境
| 製品 | バージョン |
|---|---|
| Spotfire Server | 14.0.7 |
| Spotfire Analyst | 14.0.6 |
1.Web管理コンソールを利用する方法
Webブラウザから、Spotfire Serverの管理コンソールに管理者権限を持つユーザーでログインします。
ログイン後、Usersを選択します。
画面右上部のCreate userをクリックします。
作成したいユーザーの情報を入力します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Username * | ログイン時に入力するユーザーネームです。 |
| Password * | ログイン時に入力するパスワードです。 |
| Retype password * | パスワードを再入力します。 |
| Display name | 表示名です。空欄にするとUsernameが表示名となります。 |
| ユーザーのメールアドレスです。 |
* 必須項目
一覧画面から正常にユーザーが作成できたことを確認します。
2.Spotfire Analystの「新規ユーザー作成」機能を利用する方法
Spotfire Analystに管理者権限を持つユーザーでログインします。
上部バーより、ツール > 管理マネージャをクリックします。
ウィンドウ下部の新規ユーザーをクリックします。
各項目を記入し、OKをクリックします。
正常にユーザーが作成できたことを確認します。この画面では、表示名やパスワードの変更が可能です。
3.Spotfire Analystの「インポート」機能を利用する方法
あらかじめ作成したテキストファイルをSpotfire Analystのインポート機能で読み込むことで、一度に複数のユーザーを作成することができます。
以下のフォーマットに従い、登録したいユーザーの情報を記述したテキストファイルを作成します。
ユーザー名;ドメイン名;パスワード;表示名;メールアドレスSpotfire Serverのデータベースにユーザーを作成する場合、ドメイン名はSPOTFIREを指定します。
メールアドレスが省略可能です。
Okta、Microsoft EntraID等の外部認証を利用する場合はパスワードも省略可能です。
その場合、後述するインポート画面で「パスワードを含める」のチェックを外します。
*外部認証を利用しない場合も省略可能ですが、ログインには別途パスワードの設定が必要となります。
Spotfire Analystに管理者権限を持つユーザーでログインします。
上部バーより、ツール > 管理マネージャをクリックします。
インポートタブに切り替えます。
参照より、先ほど作成したテキストファイルを指定します。
インポートオプションを確認します。
- パスワードを含める: ファイルにパスワードを記述している場合はチェックを入れます。パスワードを省略した場合はチェックを外します。
- ハッシュ済み: 別のSpotfire Serverからエクスポートしたファイルなどで、パスワードがハッシュ化(暗号化)されている場合にチェックを入れます。
ユーザーのインポートをクリックしてインポートします。
正常にインポートが完了すると、以下のようなウィンドウが表示されます。
ユーザータブから、インポートできたことを確認します。
4.コマンドラインを実行する方法
※Spotfire Server端末内で、OS管理者権限のあるアカウントで実施してください。
OS管理者権限でコマンドプロンプトを起動して、Spotfire Serverのインストール先フォルダへ移動します。
C:\spotfire\spotfireserver\14.0.7\tomcat\spotfire-bin以下のコマンドを実行してユーザーを作成します。
config create-user -u <ユーザー名> -p <パスワード>また、上記以外にも引数でオプションを指定することが可能です。詳細は公式ドキュメント(英語)をご参照ください。
正常に作成が完了すると以下のメッセージが出力されます。
Successfully created the new user '<ユーザー名>'