概要
本資料は、インフォメーションリンクを利用するために、データベース接続ドライバーのインストール、およびデータソーステンプレートの作成を行う手順について説明します。
インフォメーションリンクを利用してデータベースへ接続するには、事前に以下の2点を確認してください。
- 対象データベースへ接続するための JDBC ドライバーがインストールされていること
- 対象データベースへ接続するためのデータソーステンプレートが存在し、かつ有効に設定されていること
動作確認環境
本資料は以下の環境で動作確認したうえで作成しています。
- Spotfire Server 14.6 LTS
- Spotfire application for Windows 14.6 LTS(旧:Spotfire Analyst)
また、本資料記載の内容はSpotfire 14.0 LTS以降にて利用できます。
ステップ1.データベース接続ドライバーのインストール
インフォメーションリンクを利用するには、データベース接続用の JDBC ドライバーをSpotfire Server端末にインストールする必要があります。
下記のデータベースへ接続するための JDBC ドライバーがすでに製品に同梱されているためインストールは不要です。
- MS SQL Server
- PostgreSQL
- Redshift
また、上記の製品に同梱済みの JDBC ドライバーは以下のフォルダに格納されています。
C:\spotfire\spotfireserver\14.6.0\tomcat\webapps\spotfire\WEB-INF\lib\
mssql-jdbc.jar
postgresql.jar
redshift-jdbc42.jar
Oracleの場合、インフォメーションリンクから利用するために JDBC ドライバーを以下のフォルダに格納してください。
C:\spotfire\spotfireserver\14.6.0\tomcat\custom-ext-informationservices\補足として、Oracleをリポジトリデータベースとして使用する場合は別途 JDBC ドライバーを以下のフォルダに格納する必要があります。
C:\spotfire\spotfireserver\14.6.0\tomcat\custom-ext\
上記以外の場合、JDBC ドライバーを以下のフォルダに格納してください。
C:\spotfire\spotfireserver\14.6.0\tomcat\custom-ext-informationservices\
利用可能な JDBC ドライバーについて以下の記事をご参照ください。
Spotfire ServerにおけるJDBCドライバーの選定要件と対応Javaバージョン
ドライバーを格納した後に、Spotfire Serverサービスを再起動して反映させる必要があります。
ステップ2.データソーステンプレートの作成
データベースへの接続設定はSpotfire Server側の設定である、データソーステンプレートによって定義されます。
データソーステンプレートは、Spotfire Server Configuration Tool を利用して確認・追加・変更します。
Spotfire Server Configuration Tool は、Spotfire Server 端末内でスタートメニューから「Spotfire Server 14.6.0 LTS」⇒「Configure Spotfire Server 14.6.0 LTS」を押して起動できます(起動時にパスワードの入力が必要)。
起動後に「Configuration」タブにて「Data Source Templates」画面を開くと、データソーステンプレートの一覧が表示されます。データソーステンプレートはXML形式で記述され、データベース接続ドライバーのクラス名や、接続プロパティなどが指定されています。
既存データソーステンプレートの有効化
一部データソーステンプレートが標準で製品に同梱されていますが(下記はv14.6を新規インストールした場合の例)、初期状態で有効化されていない可能性があります。
- MS SQL Server
- MS SQL Server (delegated Kerberos)
- Oracle
- Oracle (delegated Kerberos)
- Oracle (service name, delegated Kerberos)
- Oracle (service name)
- PostgreSQL
- Redshift
- TIBCO Data Virtualization
初期状態で有効化されていないデータソーステンプレートを有効にする手順は以下の通りです。
1.前述を参考に「Data Source Templates」画面を開きます。
2.対象となるData Source Templatesに対して「Enabled」にチェックを入れます。
3.画面の右下にある「Save configuration」ボタンを押した後に「Database」を選択して保存します。
4.設定後にSpotfire Serverサービスを再起動して反映させる必要があります。
データソーステンプレートの新規追加
上記以外にデータソーステンプレートを新規追加することも可能です。
追加できるデータソーステンプレートのサンプルは外部資料「Spotfire® JDBC Data Access Connectivity Details」を参照ください。
データソーステンプレートを新規追加する際は以下の手順で実施してください。
1.前述を参考に「Data Source Templates」画面を開きます。
2.画面の下方にある「New」ボタンを押してデータソーステンプレートを新規追加します。
3.データソーステンプレートの名前を入力し、データソーステンプレートの定義(XML形式)を記入したうえでOKボタンを押します。
4.新規追加されたデータソーステンプレートに対して「Enabled」のチェックを入れて有効にします。
5.画面の右下にある「Save configuration」ボタンを押した後に「Database」を選択して保存します。
6.設定後にSpotfire Serverサービスを再起動して反映させる必要があります。
有効化されているデータソーステンプレートの確認
Spotfire application for Windows(旧Spotfire Analyst)の「インフォメーションデザイナー」画面にてデータソースを新規作成する際に、Spotfire Server側にて有効化されているデータソーステンプレートが一覧表示され、利用可能です。
また、有効化されているデータソーステンプレートの一覧はWeb管理画面「Monitoring & Diagnostics」⇒「Server diagnostics」からも確認できます。
Spotfire管理者権限でブラウザからSpotfire Serverへログインし、下記の画面を開いてご確認ください。こちらの画面からは、インストールされている JDBC ドライバーのクラス名やバージョンも確認できます。