TDVの成果物を開発→検証→商用環境へと展開する際に、RDB、SOAPなどデータソースの接続情報を環境ごとに変更することがあります。
CARファイルを使って環境間でリソースをエクスポート/インポートし手作業で修正することもできますが、大規模な移行ではそれらリソースの再構成や再バインドが困難な作業になることがあります。
デプロイメント・マネージャ(Deployment Manager)を使用することで、リソースの移行、接続情報などの変更を含むリソースの再構成、再バインドなど一連の作業を自動化し、簡単に展開することができるようになります。
この記事では、Deployment Managerの接続情報の変更機能を紹介します。
Deployment Managerのアクセス方法
Deployment Managerへは、ブラウザから以下のURLでアクセスすることができます。
- http://localhost:9400/deploy(ベースポート9400の場合)
- https://localhost:9402/deploy(ベースポート9400の場合)
また、TDV Studioの管理メニューにもショートカットがあります。
設定例
RDBデータソースのホスト、ポート、スキーマなどの変更例
サイト管理の「リソースマッピング」で、ターゲットの環境ごとに、接続情報など各種設定値を変更できます。
スキーマの変更もできます。
SOAPデータソースの変更例
同様に、SOAPデータソースの設定変更をすることもできます。
結果例
以下の通り、デプロイ先の設定が自動で変更されます。
Deployment Managerの詳細情報
Deployment Managerの使用方法や詳細情報は、公式ドキュメントを参照ください。
https://docs.tibco.com/pub/tdv/8.5.2/doc/html/ja-JP/DeployManHelp/index.html