Spotfire Server 14.0.8(Analyst 14.0.7) / Spotfire Server 14.5.0(Analyst 14.5.0)より、新しいライセンス体系が導入されました(参考資料)。
旧バージョンから上記のバージョン以降へアップグレードした場合は旧ライセンス体系が有効のままになりますので、本記事記載の手順を参考に旧ライセンス体系から新ライセンス体系へ切り替える必要があります。
Spotfire Server 14.0.8 / Spotfire Server 14.5.0以降のバージョンを新規構築した場合はデフォルトで新ライセンス体系が有効になりますので、本記事の切り替え作業の実施が不要です。
また、本記事に記載されている「ライセンス」は、機能的な管理上の単位、すなわち製品利用権の範囲を制御する「製品ライセンス」(product license)を指しています。
販売上の単位、すなわち価格や契約の基準となる「商用ライセンス」(commercial license、SKU=販売ライセンス単位)は本資料の対象外です。
■動作確認環境
本記事は以下の環境で動作確認したうえで作成しています。
- Spotfire Server 14.6.2
- Spotfire application for Windows 14.6.2(旧Analyst)
■新ライセンス体系への切り替え手順
旧ライセンス体系から新ライセンス体系への切替は以下の手順で実施できます。
1.新ライセンス体系への切り替え
記事「Spotfire Server設定変更手順」の「Spotfire Server設定変更手順(コマンドライン使用)」部分を参考に新ライセンス体系への切り替えを実施してください。
特に、手順のステップ3.では代わりに以下のコマンドを実行してください。
config.bat set-config-prop -n licenses.version -v 2
上記の設定変更はSpotfire Serverサービスの再起動後に反映されます。その後にWeb管理画面「Groups」より新ライセンス体系が有効となっていること(新ライセンス体系でのライセンス名が表示されている)を確認してください。
2.ライセンスの修復
新ライセンス体系の切り替えを実施した後、グループへ付与されていたライセンスが完全に移行されない可能性があります。改善方法として以下の手順で一度ライセンスを修復してみてください。
①、Spotfire Server端末内でOS管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してください。
cd C:\spotfire\spotfireserver\14.6.2\tomcat\spotfire-bin
config.bat repair-professional-license-migration※コマンド実行時にConfiguration Toolのパスワードの入力が必要です。
実行例を以下に示します。
②、上記コマンドでの修復が失敗する可能性があります。その場合は手動修復するための「set-license」コマンドが出力されます。出力された「set-license」コマンドを手動で実行して改めて修復してください。
3.廃止済みライセンス・フィーチャーの削除
この部分は必ず上記の「2.ライセンス付与の修復」の後で実施してください。
新ライセンス体系への切り替えにより一部のライセンス・フィーチャーが廃止され、ライセンス管理画面にて重複して表示されることがあります。廃止されたライセンス・フィーチャーは以下のコマンドを実行して削除してください。
config.bat delete-obsolete-licenses※コマンド実行時にConfiguration Toolのパスワードの入力が必要です。
※コマンド実行時に「y」を入力して続行する必要があります。
実行例を以下に示します。
4.ライセンス付与の最終確認
すでに使用されているライセンス数はWeb管理画面「Groups」にて確認できます。
注意点として、Scheduled Updates機能に使用されるシステムアカウント「Scheduled Updates System Account」には「Analysis Consumer」ライセンスが付与されていますが、上記の画面にて示されている使用済みライセンス数としてカウントされません。
そして、各グループへ付与されているライセンス・フィーチャーは以下の画面にて確認できます。この画面上で対象グループには所期のライセンス・フィーチャーが付与されていることを確認してください。
参考資料