Pythonスクリプトの実行プロセス(Java)が異常終了した場合にメモリダンプファイルが出力されることがあります。メモリダンプファイル(下記例:hs_err_pid46808.mdmp、約2.2GB)のサイズには一般的には数百MBや数GBになります。
例:
メモリダンプファイルがデフォルト設定では以下のフォルダに出力され、Cドライブの領域がいっぱいになってしまう恐れがあります。
・C:\Windows\Temp\work\pythonsrv-62XXX
本資料はメモリダンプファイルを出力しないように設定する方法について説明します。
本資料の適用対象
- Spotfire Server 10.10 LTS (Python Service 1.0.X)
Spotfire Server 11.4(Python Service 1.3.X)以降のバージョンでは、デフォルト設定ですでにダンプファイルが生成されなくなっているため、特に設定変更の実施は不要です。
メモリダンプファイルを出力しないように設定する方法
以下の資料を参考に設定変更を実施してください。
・Pythonサービスの一時ファイル - 一時ファイルの出力先の変更
設定変更内容としては、設定ファイル「custom.properties」の最後に以下の行を追記してください。
javaOptions:-XX:-CreateCoredumpOnCrash
現行利用中設定に「javaOptions」がすでに指定されている場合は以下のようにカンマ区切りで記載してください。
javaOptions:-Xms2g,-Xmx4g,-XX:-CreateCoredumpOnCrash
参照資料
以上