バージョン情報
製品 | バージョン |
|---|---|
EBX | 6.2.3 HF-1 |
Data Exchange Add-on(New) | 6.2.3 HF-1 |
概要
TIBCO EBXの標準CSVインポート機能ではデフォルトで選択できる日付/時刻/日時パターンが限定されており、表記形式の異なる外部データを取り込む場合は、マッピングで表記形式を都度記載する必要があります。
本記事では、「TIBCO EBX® Data Exchange Add-on (New)」を用いてインポート時の「日付パターン(Date Pattern)」を設定し、yyyy/MM/dd や MM/dd/yyyy など対応する日付パターンの選択肢を拡張する手順を解説します。
時刻パターン、日時パターンについても同様の手順で設定が可能です。
手順
Step 1. Data Exchange Add-on (New) 画面への遷移
管理タブの [Data Exchange Add-on (NEW)] へ遷移します。
Step 2. 日時パターン一覧の表示
左側ナビゲーションペインから [参照データ] > [日時パターン] を選択し、現在登録されているパターン一覧画面を表示します。
Step 3. 日時パターンの新規追加
一覧画面上の追加ボタン(+)を押下し、新しい日時パターンを登録します。
日時パターンの設定項目
日付/時刻/日時のフォーマットを独自に拡張・指定する際の各設定項目の概要と記述ルールです。
1. Application Type
本パターンを適用する処理対象(モジュール)を指定します。
※本項目は必須です。[未定義] のまま保存するとバリデーションエラーが発生するため、必ずいずれかのタイプを選択してください。
- EBX:EBXの標準的な内部データフォーマットとして適用する場合に選択します。
- デフォルトの CSV パターン:CSVファイルのインポート・エクスポート時に標準として使用するパターンとして指定します。
- デフォルトの Excel パターン:Excelファイルのインポート・エクスポート時に標準として使用するパターンとして指定します。
- デフォルトの転送パターン:データ転送(データ移動・同期処理など)を行う際に標準として使用するパターンとして指定します。
2. Pattern
日付や時刻のフォーマット文字列を入力します。Javaの SimpleDateFormat 規格に準拠した英字の組み合わせで記述します。
パターン指定用の各アルファベットの意味
| 記号 | 意味 | 補足・例 |
| yyyy | 年(西暦4桁) | 2026(yy と2桁で指定することも可能(Tips参照)) |
| MM | 月(2桁) | 01 〜 12(M のみだと 1 〜 12) |
| dd | 日(2桁) | 01 〜 31(d のみだと 1 〜 31) |
| HH | 時(24時間表記・2桁) | 00 〜 23 |
| mm | 分(2桁) | 00 〜 59 |
| ss | 秒(2桁) | 00 〜 59 |
3. Type
パターンの対象となる日時データ型を選択します。
- Date(日付):年月日のみを扱うフォーマット(例:
2026/10/09) - Time(時刻):時間のみを扱うフォーマット(例:
13:15:00) - DateTime(日時):年月日と時間の両方を扱うフォーマット(例:
2026/10/09 13:15:00)
Step 4. CSVインポート時のフォーマット指定
CSVインポートの画面に進むと、フォーマットの選択肢に追加したパターンが表示されることを確認します。
Tips: 年2桁表記(yy)における西暦(4桁)補完の切り替わりルール
パターンに yy(例: yy/MM/dd)を指定した場合、入力された2桁の年は Java (SimpleDateFormat) の標準仕様に従い、処理実行時の「過去80年 〜 未来20年」の範囲に収まるよう自動的に 1900年代 または 2000年代 に補完・変換されます。
■ 2026年10月09日に処理を実行した場合の解釈範囲(1946年10月10日 〜 2046年10月09日)
- 2000年代として変換される範囲(未来20年以内):
26/10/09→2026/10/09(実行日)45/10/09→2045/10/09(未来19年)46/10/09→2046/10/09(未来20年:2000年代の境界線)
- 1900年代として変換される範囲(過去80年以内):
46/10/10→1946/10/10(未来20年を超過するため1900年代へ切り替わり)88/10/09→1988/10/09(過去38年)00/10/09→2000/10/09(過去26年)
補完判定はシステム時刻(ミリ秒単位)を考慮して行われるため、上記例の場合、46/10/09までは2000年代(2046年)、46/10/10からは過去扱い(1946年)へと切り替わります。
※生年月日など1946年以前の日付や、長期契約などで2046年以降の日付を扱う可能性がある場合は、意図しない変換を防ぐため yyyy(4桁固定) での定義・運用を推奨します。