概要
TDV から SQL Server 2019 へ接続する手順を紹介します。
SQL server 2019 のJDBCドライバを用意する必要があります。対象となるドライバについては以下をご参照ください。
Microsoft SQL Server 用 JDBC Driver のダウンロード
検証環境
Server Version: 8.5.2
Server OS: Windows10
Studio OS: Windows 10
接続手順
1. 新規アダプタタイプ選択画面で SQL Server 2019 を選択します。
2. 次のようなエラーが表示されるため、ドライバをインストールします。
3. JDBCドライバを次のフォルダに配置します。
<installation directory>\conf\adapters\system\microsoft_sql_server_2019
4. TDV Studio を閉じ、TDV Serverを再起動します。
5. TDV Studio を開き、新規アダプタタイプ選択画面で SQL Server 2019 を選択します。
6. 各種パラメータを入力します。基本タブの設定項目は次の通りです。
-
Host
:SQL Server 2019 がインストールされているマシンのホスト名またはIPアドレス -
Port
:SQL Server 2019 のポート番号(デフォルト1433) -
Database Name
:接続対象のデータベース名 -
Login
:対象のサービスへ接続できる権限を持つアカウント名 -
Password
:アカウントのパスワード
7. 以下のエラーが出る場合は、「詳細」タブをクリックし、Connection URL patternの最後に;encrypt=true;trustServerCertificate=true;
を追加します。
8. 「作成とイントロスペクト」を実行し、スキャンされたファイル一覧を表示させます。
対象のテーブルにチェックを入れ、、リソースの追加を行います。
9.リソースの追加結果です。ステータスが「成功」となっていることを確認し、「OK」をクリックします。
10.リソースはデータソース配下で次のように表示されます。
11. 追加したテーブルを右クリックし、「コンテンツの表示」をクリックし、レコード内容の確認を行います。
複数のデータベースのテーブルイントロスペクトする場合
データソースの「詳細」タブをクリックし、Show All Databaseにチェックを入れることで、認証に使用しているユーザがアクセス可能なデータベースを全てイントロスペクトすることが可能となります。
照合順序の確認
TDVはバイナリ照合順序のため、TDVとデータベースの照合順序が異なる場合、JOINなどの処理で誤った結果となる可能があります。
接続するデータベースの照合順序を確認し、TDVと照合順序が異なる場合、TDVと照合順序を合わせる、もしくはデータソースの「詳細」タブをクリックし、Collation Sensitiveにチェックを入れる必要があります。